MIRAI-LAB においてその応用技術について開発を進めているMRデバイス:HoloLens。
次期モデルであるHoloLens2を開発担当者:湯佐が体験し、初代HoloLensとHoloLens2の操作方法について比較してみました!
ここが違う、HoloLens2!
〔ハンドトラッキング機能の改善〕
初代HoloLensはPCのクリックやドラッグにあたる“エアタップ”や“ロングタップ”と呼ばれるジェスチャーで操作しますが、HoloLens2ではより直感的な操作ができるようになりました。
例えば、表示されたメニューのボタンを直接押す操作や、表示される3Dオブジェクトを指でつまむことで全体を拡大することが可能になりました。
これは、手の動きに加えて10本の指の動きを認識するよう進化したことで可能になったものです。
〔視線追跡(アイトラッキング)機能が追加〕
初代HoloLensでは、PCでマウスによりカーソルを動かす操作と同じようにHead gaze(ヘッドゲイズ)と呼ばれる頭を動かすことでカーソルを操作します。
この操作にはコツが必要で、頭の固定が難しく首が痛くなったりします。慣れるまで大変でした。
一方HoLoLens2ではアイトラッキング機能が追加されたことにより、視線による操作、例えば見たものを選択することができるようになり操作性が大幅に改善されました。
また、目の虹彩を認識してのログインが可能になりました。これによりパスワードの入力を省くことができます。
最後に
以上ご紹介したように、HoloLens2はより実用的なMRデバイスへ進化しています。今後もますます活用の幅が広がり、不可欠なデバイスとなることでしょう。
MIRAI-LABでは初代HoloLensで培ってきたノウハウを活かし、さらに応用開発を加速させていきます。
今後具体的な活用例についてご報告いたします。ご期待ください!
お問合せ