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複合現実 "MR" って何だろう?VRやARとの違いや活用方法を紹介します

2019.08.19

MIRAI-LABのホームページをよく見ると事業紹介のページに「開発研究」とありますが、いったいどんな開発や研究を行っているかご存じでしょうか?

今回は事業内容の一つである、MR(Mixed Reality)デバイスを使ったMIRAI-LABで取り組んでいる事業を紹介したいと思います。

そもそもVR、AR、MRの違いは?

最近ではニュースや新聞でVRARMRという言葉を見聞きしますが、これらはどのようなものでしょうか。

それぞれがどのような技術なのか分かりにくくて混乱してしまいますよね!
この3つはいずれも「仮想の世界を体験できる技術」ですが、それぞれ体験できる内容が異なります。
VR(Virtual Reality):仮想現実
ヘッドセットを装着することで360度パノラマ映像による仮想空間を体験できる技術です。臨場感あふれる映像は、ヘッドマウントディスプレイに覆われたユーザーの視界を異空間へと導き、投入感をもたらします。
AR(Augmented Reality):拡張現実

現実空間上に仮想の視覚情報を重ねて映し出すことで、現実世界を拡張する技術です。モニターや、透過型のゴーグルに映し出される情報は目の前に広がる現実と重なり、その一部となります。
MR(Mixed Reality):複合現実

現実空間に対応する仮想の3Dデータを映し出し、現実と仮想をミックスさせる技術です。MR機器が現実空間に存在する物体の外形・位置などを認識し、適合するサイズや位置関係の画像を投影することができます。

MR (複合現実)

VR/AR と比べると、まだ耳慣れない言葉かもしれない「MR」専用のゴーグルを装着して、CGを現実世界に映し出すことができる技術です。

実際に、そこに物があるように後ろに回り込んだり、下から覗き込んで見ることができるのです!

CGを現実世界に浮かび上がらせるという点ではARと同じように思えますが、MRではスマートフォンなどの機器をかざすのではなく、VRのようにゴーグルを装着し両手を自由にした状態で体験することができます。さらにMRでは、複数人による同じ映像のシェアが可能となっております。

代表的なものに「Microsoft HoloLens」があります。MR用のデバイスにはWindows10が搭載しており、OSやカメラも内臓されているため、スマートフォンと同じような機能があり、製造・研究開発のほかイベントでのプロモーションなど、ビジネスシーンでの幅広い活用が期待されています。

私たちが体験できる機会はまだ少ないですが、将来的には空間にCG画面を浮かび上がらせ、手で直接操作ができるような、SF映画のような技術が生まれるかもしれません!

MRを活用してMIRAI-LABが取り組むこと

営業ツールとしての活用や展示会ニーズへの対応はもちろん、新技術との組合せで、製造業の将来の働き方さえも変えられる可能性を秘めていると考えています。

他のデバイスとのケーブル接続も不要なため、歩行範囲に制限がありません。ゴーグル型で両手がフリーになり、ワイヤレスで自身のケーブルにつまずくこともなく自由に歩き回れるといったことから、工場などの作業現場での利用が期待できます

実機と3Dデータの組み合わせで使用環境を再現することやサイズ・型式の変更がその場で出来ます。
また実機・データ同士の重ね合わせが出来るので旧タイプとの比較等にもお使いいただけます!

 持ち運び・セッティングが容易で、設備の運搬や工具を使う必要はありません!

大きいものや重量物の展示が出来なかった場合でも、3Dデータなので重量に関係なく展示が可能です。

 お客様の商品の3Dデータをいただければ、MRで可視化してご提供いたします!

MRで表示した3Dデータに動きをつけることも開発中!実機の動きを再現することによって、よりリアルな展示になります。

MR活用セミナー

MIRAI-LABではMR活用セミナーを定期開催しております。
セミナーでは我々の活動から見えてきたMR技術導入ビジネスの現状と今後の展望について紹介しております!
参加者の皆さんにも実際にMRを体験してもらい、楽しんでいただけました。

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MRのデモを受け付けております。お気軽にお問合せ下さい♪

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