ポートメッセ名古屋で開催された第6回名古屋オートモーティブワールド展の(2023年10月25日~27日)藤田螺子工業株式会社ブースにてDOBOTのネジ締め設備が展示されました。
こちらは藤田螺子工業株式会社と日東工器株式会社、アスカ株式会社(MIRAI-LABの親会社)の協働で製作されたものです。
使用されているロボットはCR5Sという高精度な5㎏可搬の6軸ロボットアームです。ロボットの先端にはネジ締め装置が取り付けられています。ネジの供給は1つずつフィーダーと呼ばれる切り出し装置からされています。ロボットがネジを取り、目的のネジ穴に締めこんでいく作業を自動化しています。
CR5Sは6軸のロボットアームの為、ネジ穴の面が斜めであっても角度を調整することが可能です。
またCR5Sの特徴として衝突前に停止するセーフスキンを採用していますのでロボットに接触する危険性が少なく、通常の協働ロボットよりもさらに安心感のある展示となっています。
このようなネジ締め作業の自動化は板金製品や、複数の部品を取り付けする機械製品の組み立て作業に活用することができます。
低価格で馴染みやすい機能を持った協働ロボットを使用して、生産の効率化を検討してみるのはいかがでしょうか?